ウォッチメンとK-20

ウォッチメンは時代設定が20世紀で、ソ連とか冷戦とかでてくるのが古さを感じる作品だが、単純なアメリカンヒーローモノじゃないところがよい。それどころか勧善懲悪にもなっていないストーリーなので日本人受けしやすいですね。

オリジナルがある作品らしく、詰め込みすぎで混乱しやすいところが難点。オープニング自体がストーリーの背景を説明しているのだが、ミニッツメンとウォッチメンの関連とかはよくわからなかったし。2度見直せば各キャラクターの個性はよく描かれてるのはわかるんだけどね。ラストはそれなりに納得できるのでした。

 

一方のK-20は、なんというか日本製スパイダーマンになっていて、こっちのほうがアメコミっぽい。原作の怪人二十面相伝の雰囲気はなく、現代のパラレルワールドになってます。ヒーローモノを見たかったら、こっちのほうがしっくりきます。